メタボの運動音痴がランナーになるまで⑤
マラソン大会初出場の時何を用意していったらいいか分からないでアタフタした記憶、皆さんあると思います。
当然自分も色々やらかした経験もあれば、最初から上手くいった事もあります。
今日はそんな大会での経験をお話ししようと思います。
初めてはハーフマラソン
五島列島夕焼けマラソン!これが人生で初めてのマラソン大会です。
地元長崎の五島市福江町で開催されるハーフマラソンの大会で、夕方5時からのスタート、五島列島の綺麗な海に沈む夕焼けを眺めながら走るとっても素敵な大会です。
大会が始まる前から
3ヶ月前にネットで大会申し込みを済ませて入金も完了、余裕を持って練習に励んでいるつもりでしたが、早速やらかしてしまいました。
大会一ヵ月前に宿泊先を予約しようとして気いたのですが、まず宿がどこも空いていない!
ビジネスホテル~民宿・ゲストハウスまで調べましたが1つも見つからない、どうしようかとウンウン唸っていると、大会ホームページに宿泊先が見つからない方はお電話くださいの文字。
藁にもすがる思いで電話すると、ちゃんと用意してくれているんですね、民泊制度を大会当日のみ解禁して一般のお宅で選手を受け入れてくれるとのこと。
民泊なんて経験の無いことだったので一瞬ためらいましたが、それでも他に選択肢はありませんし民泊を申し込むことにしたのです。
大会が始まる前からDNSするところでした、あぶないあぶない…
スタート前の準備
フェリーで福江港にスタート2時間前に到着。
着替えは何処でするんだろう?荷物はどうすれば?ゼッケンってどうやってつけるの?
ウォーミングアップ皆してるけどした方がいいのかな?恰好変じゃないかな?
不安を考え始めれば全くキリの無い状態で、なんだかアウェーに1人で乗り込んできた気分でした。なんせぼっちランナーなもので
駐車場の陰でサッと着替えたり。絶対更衣室用意してあるからな!
何度も安全ピンを刺し直しながらゼッケンを止めて、シャツを穴だらけにしたり。
スタートまでの時間、やることがなく会場をウロウロしたり。不審者か!
そんな中スタート準備のアナウンスが流れ、まだ不安を残したままドキドキしながらスタート位置に着きました。
走り出して
スタート直後の混雑を最初目にしたときは面食らいました、商店街の道路をずっと先まで人が埋め尽くすという異常な光景の真っただ中にいる。
マラソンをしていなかったらまずできない経験です、今思い出すと初めてって新鮮に感じる事がたくさんあったんだな~と感じます。
沿道から知らない人が応援してくれる・給水所で子供達が我先にとコップを渡してくる・走りながら励ましあう選手達・ボランティアでサポートしてくれる地元の方々、その時まで自分はマラソンって競争するものでみんな競争相手だと思ってたんです。
でも違うんですよね、ランナーってみんなライバルであり仲間なんですよね、そしてサポートしてくれるスタッフやボランティアの皆さんと一緒に大会を作り上げているのだと、この時ハッキリとではなかったと思いますが確かに感じていました。
走り終わって
長崎和牛のふるまい、今でもやってるはずなので興味のある人は是非一度参加してみてください。走り終わった後、スタッフの方がバーベキューで長崎和牛を焼いてくれてビールまで付いて来る…最高です。
長崎和牛を食べ終えると、民泊の家主の方が迎えに来てくれていて、お風呂を頂いて、ご馳走をふるまってもらって、酒飲んで、用意してもらった布団で寝て、朝方フェリーまで送ってもらって。
民泊で一緒になった選手の方々とも楽しい時間を過ごさせてもらいました。
完走後は至れり尽くせりで無事初フルマラソン大会を終えることができたのです。
まとめ
初めは不安で完走できるか以前に、ちゃんとスタートできるかも心配しているぐらいでした。
しかし、蓋を開けてみれば色んな人が助けてくれて、完走もできたし凄く楽しい思い出も作ることが出来ました。
それは不安を押して自分の未知の領域に挑戦する気持ちがあったから、今もその時の気持ちを持ち続けているのか?
常に自問自答しながら初心を忘れないようにしたいですね。
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