日記 寝ながらパンを丸める技が役にたった 2020年 3月24日(火)

今日も午前4時半ぐらいに

目を覚ましたので

食堂で朝食を食べる。

メニューは

「ミニ親子丼セット」

味付けが薄めで

朝食にはちょうど良い。

これとパンを買って部屋で食べた。

いつも通りに出勤して

仕事が始まる。

「あれ？」

「……なんか……眠い」

たっぷり寝たとは言えないが

それでも５時間は寝たはず。

こんなに眠いなんて。

あまりの眠気に

油断すると意識が飛ぶ。

このままでは作業が遅れてしまう。

眠いなんて言っても

ラインは止まってはくれない。

気合いで乗り切るしかない。

「……あれをやるか」

少し話が変わるが

パン屋時代(と言ってもほんの３ヶ月前)

は朝がとても早く

そもそも朝強い方ではないので

よく眠くなっていた。

そんな時いつもやっていたのが

「作業しながら寝る」

これは「目をつぶる」とか言う話ではない

意識を飛ばしても出来そうな作業の合間

ほんの数秒ずつ

可能な限り「睡眠」の状態に近づける。

これを細かく

何度も繰り返す。

そうすると

何とか作業はこなす

事ができたのだ。

話を戻そう。

期間工員になってもうすぐ

３ヶ月がたつ。

とはいえ、さすがに寝ながら

作業出来るのか少し不安だったが

やるしかない。

探り探り少しずつ「寝る」

そして遅れてきたら

気合いで起きて

一気に取り戻す。

これを延々と前半終了の4時間

繰り返した。

「長かった…………」

お昼に「パンと缶コーヒー」の

ご馳走を急いでたいらげ

そのまま机につっぷした。

「20分後」

始業のチャイムで目を覚ます。

「完全回復！」

嘘のように身体が軽い。

後半は控え目に言っても

楽勝であった。

眠気と闘いながらの作業は

地獄の苦しみだ。

同じ「苦しい」なら

断然走っていたい。

「こんな思いは2度としたくない」

寝不足の度にそう思う。

人生で何度目の事か

本当に学習しないで嫌になる。

今日は「棚卸し」があって

寮に帰るのが遅くなってしまった。

もともと「ランオフ」にして

「動画編集」にはまるつもりだったが

それにしても急がないと時間が無くなる。

バスから降りて

そのまま食堂に直行。

晩飯メニューは「ヒレカツ定食」

贅沢しているように見えるだろうか？

いやいや

実はただいま

「新入寮生歓迎キャンペーン中」

これで税込396円

まさに「新入寮生歓迎」

これなら年中大歓迎だ。

しかし

研修生なのか

若い子達が沢山食堂で食べていた。

自分が言うのも何だが

「若い労力」を

あまり無駄にしないで欲しいものだ。

……あまり深くは言わないでおこう。

風呂に入って部屋にこもる。

ここからひたすら4時間

昨日に引き続き

トレイルラン動画の編集作業に没頭。

「時間掛ければ良い物が出来る」

訳ではないのは良く知っているが

それでも！

「時間を掛けなければ良い物は出来ない」

のも事実。

塩梅が肝なのだ。

この辺の感覚はパン屋として身につけた

「時間内に良い物を作る」

が効いている。

何となくだか

「素材を加工して良い物を人に渡す」

という点では

「動画編集」と「パン製造」

似ているような気がすると最近思う。

「パン製造」というより「食品加工」

の方が正しいかもしれない。

「食べやすいように食材を加工する」

のと

「わかりやすいように情報を加工する」

ので似ているという事か。

長くなってしまった

現在時刻は午後10時50分。

早く寝ないと。

もう眠いのはこりごりだ。

寝ます！