日記 大紀町シーサイドトレイル遠征 帰り 2月2日㈰
今朝目が覚めると、レンタカーの中にいた。
昨日のボランティアの後、「友人二人から電話がかかって来たり」「ブログを更新したり」していたら、あっという間に午後10時半。
慌てて周辺で営業している銭湯を探して疲れを癒した後、知らぬ間に駐車場でそのまま寝ていたらしい。
車内の散らかった荷物を片付けて、簡単に身なりを整えた後。
「2度眠した」
疲れが溜まっていてのだろうか?
起きると、既に午前8時半になっていた。
「いかん、このままだとダラダラ休日が確定してしまう」
コンビニでトイレを借りるついでにコーヒーを購入、気合いを入れて「名古屋まで下道で3時間」愛知初遠征の帰宅開始だ。
因みに「何故高速で行かないか?」と聞かれれば答えは決まっている、「勿体無い」と。
お金だけの話ではない、「道を覚える機会」「新たな発見の機会」色々なチャンスを高速では時間と一緒に「すっ飛ばしてしまう」。
なので「時間がある時」「1人の時」にはなるべくと下道で帰るようにしている。
津市を主発して四日市市に入ると景色がガラリと変わる、「幾つもの高い煙突から煙が上がっている」のだ。
四日市と言えばつい頭に浮かぶのは、昔小学生の時に習った「四日市ぜんそく」。
煙突の煙と合わせてインパクトは絶大だが、どうやら後で調べた限りでは、当然の事だがかなりの環境改善が行われているらしい。
しかし、見た限り県庁所在地のはずの「津市」よりも、明らかに「四日市市」の方が都市としての発展を遂げている様子だ。
また、工業的なイメージの街並みから少し目を反らすと、「鈴鹿セブンマウンテン」の山々が壮大に並んでいる。
昨日の同じボラ参加の方達から教えて頂いた情報が早速繋がる、下道で行くとこういう発見の数々があるから堪らない。
「三重県、知らない事がまだまだありそうだ」
四日市から名古屋市までの道は「ひたすら町が続いている」、正直道が入り組んでいて「何処をどう通ったのか覚えていない」ナビに頼りっきりだ。
「そしていつの間にか名古屋駅周辺到着」
レンタカー返却に少し手間取りながらも何とか終了、駅周辺をぶらっと探索してみる。
「流石は日本三大都市」
店舗が地下から上までびっしりと敷き詰められていて、もう「どんな店舗があるか」なんてバカバカしくて語っていられない。
歩く人々も日曜ということもあり凄い数、世界中の人種・種族・宗教を感じる上に宗教活動している日本人まで加わって、きっと「混沌」とはこう言う状態を指すのだろうと思わせる。
(注)長崎の辺境育ちの意見です
ふと時計を確認すると午後12時を回っている、ここらで昼食を済ませる事にした。
「軽く済ませよう」と手頃な店を探すのだが、駅周辺は何処も並んでいるか席がぎゅうぎゅうに詰まっている。
結局、駅の少し外れまで歩いて「マクドナルド」に入る。
しかし、それでも店内は中々の混み具合。
「忙しいとマックでも品質に差がでるのか…………」
頼んだポテトは時間が経っているのか少し「しなっ」としていて、烏龍茶には氷が殆ど入っていない。
「地元のそこそこ暇そうなマックのクオリティの高さが懐かしまれる」
そんな事を考えながら、混んでいることもあり「ささっと」食べ終わらせて店を出る。
「さて、帰るか」
直ぐに電車に乗ってもいいが、お腹が膨れて何となく歩きたい気分、名古屋駅から一駅先の「金山」に向買うことにした。
駅から離れる程に、どんどん「都市感」は薄れていき、「生活感」が溢れる町並みに変わっていく。「買い物帰りの親子」や「コンビニにたむろする中学生」の姿が、田舎のの情景を思い出させノスタルジックな気分を味わいながら、線路沿いに進んで行った。
「金山」~「知立」まで特急電車で20分程、そこからバスに乗って寮に帰る。
初遠征から戻ってきて思うことがある、寮は都市郊外にあるので「滅茶苦茶田舎」そう表現する寮生が結構数いる。
しかし本当の意味での「田舎」「地方」と言うのは、今回行ってきた「大紀町」のような場所だと自分は思う。
周りは山と海に囲まれ、下手すると「数10km先までコンビニもガソリンスタンドも無い」そういう場所に集落があるような、そんな場所。
それが自分の知る「愛すべき田舎」の姿だ。
生活は便利ではないかもしれないけど、「徒歩数分で山に入れる」これ以上の幸せがあるだろうか。
しかも、でてくる「食べ物がいちいちうまい」のだ、そりゃコンビニでわざわざパンやおにぎり買う必要もないでしょう。
お腹すいたらコンビニ行くのではなく、貰ったミカンやらイモやら食べてりゃそっちの方が美味しいし・健康的なのだから。
田舎は良い。
自分はそんな大好きな田舎の為なら多少の労働など苦にならない、今回の大紀町シーサイドトレイルへのボランティア参加が楽しかったのは、単純に応援やサポートが楽しかったというのもあるが、それと同時に「田舎に貢献できている」というか「田舎の一部として活動している」こと自体が楽しかったというのも大きいのだと思う。
「トレイルラン」は自分の生き方と相性抜群、これからも積極的に参加・活動していきたい。
話がそれたが、寮の部屋に着くと、気が抜けたのか「疲れて何もやる気が起きない」。
荷物だけ気力で片付け、晩飯を食べに食堂に向かう。
今日の夕食は「チキン南蛮定食」だ。
この1ヵ月、毎食のようにお世話になっていたので、たった2日食べなかっただけでも、ありがたみを感じてしまう。
「お替り自由」の魅力は大きい、「家庭料理感」があるのも大事な要素だ。
夕食を堪能して部屋に戻るといよいよもって「動けない」、眠いのだ。
着替えないままベッドに入る訳にもいかず、床にねそべったまま眠り込んでしまった。
数時間後、時刻は午後10時。
「背中が痛い…」
まだ眠いが、なんとか起き上がり風呂の準備をして大浴場に向かう。
1日の疲れを癒して、何とか眠る準備を整える事が出来た。
「さぁ、寝よう」
そう思ってベッドを見ると、洗濯物が山積みになっていた。
「畳むの忘れてた……」
最後の気力で、洗濯物を片づけて時刻は午後11時半。
ようやく就寝。
そして朝目を覚まして、コンビニで購入したパンを食べながらこの日記を書いている。
今日の昼からまた仕事が始まる。
「ずっと山で過ごしたいな」
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