第三回 Mizukami mountain party 参加記録③
やはり手袋は必須ですよ
下りはとばして行こうと思っていたのですが、いかんせん道が悪く。
ぬかるみが酷い場所は木に捕まりながら滑り降りるしかない。
ちなみにスタート時の手袋ハプニングのおかげでずっと素手、木を掴むのも素手、地面に手をつくのも素手、それでも傷一つ付いた様子もない。
「人間の手って意外に丈夫なのか、それとも俺の手の皮が厚いの?」
そんなことを思いながらも素手を経験したので敢えて言っておきます、手袋は合った方が良いです絶対に、安心感があるので躊躇なく掴める、ストレスがない。
それになにより、今回怪我しなかったのは運が良かっただけ!
唐突の裏エイド出現!
尾根を下り続けること一時間ほどでロードに出た、と思ったが一瞬でまた山道に入る。ガックリしていると、「裏エイド」の文字が書いてある看板が目に入った。
「裏エイド……もう4年程トレイルランやってるが初めて聞く言葉だ」
少し先に進むと、小さい広場でやたらテンション高いひょっとこ仮面のお兄さん達がかき氷とたこ焼きを作っていた。
たこ焼きは残念ながら、タコアレルギーなので頂けなかったが。
このタイミングのかき氷、疲れた身体に染みわたる。
良く思うのだがトレランのエイドで食べる食い物は世界一旨い、間違いなく。
かき氷のコーラ味が名残惜しいが、後ロードを5㎞程行けばAS2に着く。
あまり長いこと休憩していられないので、食べたらすぐに出発した。
AS2までのロード5㎞にて
裏エイドを出てすぐに水上村に来る時通ったループ橋が見えてきた。
途中すれ違う車や駐車場から沢山の人達が声援を贈ってくれて、それに「ありがとうございまーす」と応えると不思議と少し身体が軽くなっていった。
単純に何時間も黙々と走ってるので、言葉を発するだけで気持ちが違う。
特にコース誘導で立っているおじさん達に、此方から「お疲れ様です!」とか言うと反応が良いので声の掛けがいがいある。
知り合いなど一人もいないボッチランナーには、人との触れ合いが本当に有難いのだ。
そしてダム沿いにロードをひたすら走ってAS2に到着、時刻は9:30である。
関門時間が10:50なので、1時間半余裕がある。
まずまずのタイム、ゆっくり休憩出来そうだ。
しかし山道7㎞(ほぼ下り)を1時間半、残りロード5㎞を30分で走った事になる。
もはや、ロードはボーナスステージ感覚ですね。
AS2たけのこ工場前
このエイドでも結構食べた、思い返すとどんだけ食ってんだ俺(笑)
これに携帯していたパワージェルを補給して完全回復、自分の丈夫な胃腸に感謝!
今回はこのパワージェルに助けられた、今まではこのての濃厚なやつは敬遠していたのだが。
飲んだ瞬間から頭は冴えるし、身体も動くようになる。
飲んですぐにエネルギーとして活躍してくれるのだ、砂糖舐めても同じようにはならない。
ドロッと口当たりは良いとはお世辞にも言えないが、水さえあれば問題なく飲める、これからはもっと活用させてもらおう。
そろそろ出発しようかと準備中、エイドのおばちゃんの一人が電話で誰かと話ていたかと思うと。
「今そこで鹿の跳ねられたって、今から来るよー」と謎のお知らせ。
唐突の田舎ハプニングに「さすがに九州のど真ん中は山度合いが違う」とか謎の関心をしつつ、AS2たけのこ工場を後にした。
次に目指すはAS3旧古屋敷小学校、緩やかな登りが8㎞続いた後、残りの3㎞で元の標高までストーンと落ちる仕様になっている。
さてさて、どうなることやら。
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