ランナー・ベーカリーの人生録

ランニング・トレイルラン・登山・バイク・旅・キャンプ・料理が趣味で、仕事はパン職人歴約10年の情報発信兼記録用ブログです

メタボの運動音痴がランナーになるまで⑥

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楽しい地獄それがトレイルラン



今回は初めてトレイルランニングに挑戦した時の話をしたいと思います

多良の森トレイルランニング

地元長崎の大村市にある野岳湖を会場として、多良岳山系の山々を縦走します。コースはフォレストコース累積標高2000m(20㎞)と修験者コース累積標高4000m(40㎞)に分かれていて、自分の初挑戦はフォレストコースでした。

修験者なんて人間の走る距離じゃないやろ!当時はそうおもっていましたが・・・

この時が第2回目の開催で、1回目の時は自分は交通事故にあった後で、棄権するしかなくとても悔しい思いをしました。なので、この第2回目は準備万端で臨んだリベンジマッチだったので、絶対に完走してやる!と意気込んでいました。

 

universal-field.com

大会準備

大会前日の初めてのパッキングは20Lのバックパックパンパンになりました、見事に必要な物は入ってないで余計な物ばかり詰め込んでいたからです。

地図・水(2l)・タオル・サバイバルシート・行動食(お菓子中心)・スマホ・ヘッドライト(安物)・雨具(バイク用の安物)、覚えている限りではこんな感じで、何故たった20㎞のトレイルを走るのに20lのバックパックパンパンになるのか今では不思議でなりませんが……

今は

・雨具はモンベルゴアテックスのレインウェア

・行動食はジェルを中心に嗜好品はお楽しみ用に少し

・ヘッドライトは値段は気にせず光量があるものを、予備の電池も忘れずに。

・小型のモバイルバッテリーを携帯

・サバイバルシートは念のため2枚

・コンパスは絶対必須

・ファーストエイドキット、中身はオリジナルバージョンに詰め替え済み。

・痛み止め、ポイズンリムーバー、ホイッスルもファーストエイドキットの中に

・水は1.5lは常時持つように心がける

 

取り合えずこんなもんですかね、これでも10lのバックパックに収まってますから、何故あんなにパンパンだったのか本当に謎。

やっぱり、経験の差って大きいんですね。

 

スタート

 最初のロード区間登りの時点で若干息が乱れてきてこの先大丈夫だろうかと不安を感じつつも、始まるトレラン名物の登り渋滞

あれってペース間違えた人は、途中で抜けようにも中々抜けきれずに、結構キツイ思いすることになるんですよね、自分はその時正にそれでした。

開始2時間ぐらいで早くも出場したことを後悔し始める。トレランあるあるですよね♪

 

中間のエイド到着

この時点で参加したことを激しく後悔していましたが、不思議なものでリタイアしようとは微塵も思っわなかった。

エイドでふるまいをたらふく食べてエネルギー補給完了、地獄の登りに突っ込んで行きます。トレランのエイドで食べる物は世界で一番うまいと思う

登りが終わると延々とアップダウンが続く似たような景色の道で、この大会の難所は間違いなくこの帰りの往復路ではないでしょうか。

同じペースで歩き続ければ何とかゴールできる、今感じてる苦痛を後数時間耐えることができればゴールだ!

正直このレベルの距離でこんなに苦戦しているようでは目標のUTMFなんて夢のまた夢もいい所なのですが、この時の自分はこう思っていました。

ゴールすれば目標に一歩近ずく!

 そうしてなんとか最後まで気力を持たせて、時間内に完走することが出来ました。

ゴール後

体中がボロボロでした、小指の爪は剝げかけてるし、足は擦り傷だらけ、勿論筋肉は全体的に限界なので立ち上がるのも困難。

あの時飲んだレッドブルは染みたな~

こんなにキツい状態なのに何故だかすぐに考えたのは、来年は修験者コースだ!でした、ゴールすると辛かったこと忘れちゃうんですよね嬉しくて(笑)

トレイルランしてると必ずと言っていい程、参加したことを後悔するほど辛い場面ってのがあって、その度にいつもトレラン嫌いになるんじゃないか?って心配してたんですけど。最近ではすっかり慣れてしまって、どうせゴールした後また走りたくなるしと開き直るようにしています。

 

まとめ

装備面に関してはいつも知識不足を嘆いていたのですが、こうして最初を振り返ってみると案外成長しているのが解りました。

これからも少しづつ改善していきたいと思います、取り合えず今度はファーストエイドキットの中身をもっと実用的に改善したい。

自分のファーストエイドキットは自が怪我した時よりも、他人が怪我をした時に助けられるような装備、を基準に選定しています。

そしてやはり初心は大事ですね、目標のための確実な一歩!

どんなに小さく思えても確実に一歩になっていること、これからもこれを忘れずに少しずつ精進して行きたいと思います。

 

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